太陽光発電の保証とメンテナンス

太陽光発電システムは、通常、「メンテナンス」が必要ないといわれています。でも、本当に大丈夫なのでしょうか? 掃除や点検は必要ないのでしょうか?

太陽光発電システムの保証は各メーカーおよび販売会社が行っており、保証内容や年数もそれぞれによって異なります。通常は、10年保証です。また、保証の内容は次の4種類が一般的です。

太陽電池の出力の保証。
●工事その他の保証。
●機器システム全体の保証。
●天災の保証。

また、「メンテナンス」についても基本的に必要ありません。太陽電池上に砂埃がたまった場合も、基本的に雨や風で自然に流されてしまいますので、特に清掃の必要もないでしょう。

砂埃による影響は、発電効率に織り込まれています。しかし、発電力の点検、および工事その他、機器システム全体について、配線やボトルの点検が4年をめどに行われています。ただし、これも各メーカーによって異なります。メンテナンスの点検は、1回につき2万円前後と考えておくといいようです。

保証、および設置後のメンテナンスは、太陽光発電の各メーカーおよび販売店に尋ねることが必要のようです。太陽光発電は、平成6年度から12年間、国の補助金制度を利用することができました。

しかしそれも平成12年10月25日の最終受付をもって終了してしまいました。今後は、地方自治体の助成制度が利用できる可能性があるかとは思います。設置費用だけではなく、耐久年数を見込んだ長い目で費用の見積もりを考えることが大切なようです。