太陽光発電システムメーカー

かつては設置にかなりの費用がかかり、環境に優しいことはわかっていてもなかなか一般家庭では導入に踏み切れなかった、太陽光発電システム。最近では研究、開発が進み、随分と手ごろな価格で設置が可能になりました。技術の進歩で、安定したエネルギーの供給が望め、公的な補助金も受けられるようです。メンテナンスや面倒な管理もさほど必要なさそうです。

「なら、我が家も太陽光発電システムを!」

そう思われる方が増えてきています。住宅を新築したのを機に、という方が多いようですが、既築の方でももちろん設置は可能です。では、どこに施工を依頼したらいいのでしょうか?

大手メーカーの場合のように、太陽電池(セル)から施工まで手がける場合も多いですが、太陽電池の製造、モジュールの製造、建物への設置など各分野をそれぞれの専門の企業が分担して供給する場合もあります。

日本の主なセル・モジュールメーカーには次のものがあります:

●シャープ:太陽電池の製造では世界一のシェアを有します。
三洋電機
三菱電機三菱重工業
●MSK
●昭和セル

その他、ホンダが新たに2007年より、参入を予定しています。

日本では、公共団体の助成制度や各電力会社の自主的な支援によって、太陽光発電システムの導入が拡大しつつあります。

しかし国内出荷量の9割が個人住宅向けです。集合住宅への導入も増えてきています。今後は、集合住宅への導入の拡大や、公共施設での積極的な導入が求められるでしょう。特に公共施設では、環境保護という面に加え、災害時の避難場所としての機能のためにも太陽光発電システムの導入によって、商用電源の停電時の電源の確保が性急に望まれます。